土合駅へ行こう!!! 快速谷川もぐら号の旅
かつて、上越新幹線開業前は183系特急とき号として、難関な上越国境ループを超え、東京から新潟に向けて走っていました。ですが、現在では上越新幹線が開通し、東京から新潟まで2時間半という速さで結んでいます。
さて、そんな特急とき号を彷彿とさせる列車が営業区間を縮小していますが、臨時列車として現在も残っています。
快速谷川もぐら号
区間は上尾〜越後湯沢間。
車両は魔改造車として知られる485系リゾートやまどり号で運行されます。
時刻表 停車駅
上尾駅09:54分発→越後湯沢13:32着
途中停車駅
桶川9:59→北本10:03→鴻巣10:07→熊谷10:23→深谷10:33→本庄10:43→高崎11:04→新前橋11:13→渋川11:27→沼田10:47→水上12:04着 12:15発→湯檜曾12:23→土合12:30着 12:50発
3時間半越えという長距離快速列車です。
列車名の通りこの列車は上越国境清水トンネルの中にある湯檜曾、土合駅に向けて楽しんでもらう臨時列車です。
途中の土合駅では20分間の長時間停車をします。
料金
全区間の乗車券は3020円
快速列車は全車指定席どの区間乗っても520円
合計3540円になります。
車内紹介
車両は6両編成で運行されます。
座席は1列で3つシートが並んでいます。現在では珍しいです。またシートピッチも在来線特急列車のグリーン車並みにあり、足を伸ばしてゆったりとくつろぐことができます。
テーブルは背面テーブル。二段階方式フットレストも装備されており、靴を脱いで足を置くことができます。
2号車は特別??
2号車は他の車両とシートに凄い違いがあります。
こちらが2号車
2号車以外の座席
2号車は改造時、窓枠に合わせるためにシートピッチが異常なほどあります。なのでフットレストがなく前の座席には足を伸ばしても届かない程です。
また、テーブルも届かないため、背面ではなく膝部分からテーブルが出てきます。このテーブルは小さいのでお弁当などを食べる際はご注意下さい。
フリースペース
先頭車には展望室があります。
ここから前面展望が楽しむことができます。
またその他に二ヶ所フリースペースがあり、
大きな窓から良い景色を楽しむことができます。また、車内には畳の和室だったり、小さいお子さんが遊べる部屋もあり、飽きさせませんね。
居心地が良さそう。
さぁ、越後を目指そう。
沿線写真はあまり撮らなかったのでご紹介出来ませんが、この列車の目玉であるトンネルの中の駅、土合駅を紹介いたします。
この列車は土合駅では20分間の長時間停車を行います。
下りホームはトンネルの奥深くにあり、地上に出るためには462段の階段を登らなくてはなりません。一般男性の方でも歩いて10分ほどはかかります。
これが日本一のもぐら駅と言われる要因ですね。
停車時間が20分しかないため、ゆっくり地上まで歩くとなると少し忙しいです。
ですが、私はこの時間内で地上に出るべく高校時代ぶりに真面目に走りました。
若干20歳の運動不足が走って地上まで上がるとこんなタイムになりました笑。
(良い子はマネしないでください)
頑張って地上まで行くと、無人駅なのにこの大きな駅舎が出迎えてくれます。さすが、谷川岳の玄関口ですね!
土合駅を列車は発車し、新潟県に入り30分ほどすると、越後湯沢駅に到着します。
はるばる埼玉県の上尾からやってきたと思うと物凄く感動ですが、昔では全く普通の事ですね。
今回はリゾートやまどりの車両を使用した 快速谷川もぐら号のご紹介でした。快速谷川もぐら号は下り列車ですが、越後湯沢駅折り返しで快速谷川ループ号というのも運行されています。こちらもループ線を通る希少な列車なので是非乗られてはいかがですか??
長くなりましたがご覧いただきありがとうございました。
動画でも谷川もぐら号を紹介しております!
よろしければご覧ください!