東京都で1番の秘境駅に行ってきた話。
秘境駅というのは、「人里から離れた箇所に所在する鉄道駅」を指すそうです。
誰もが知っている日本の首都。高層ビル群が多く立ち並ぶのが想像できる東京都にもこの定義に当てはまる駅があるのです。
それは。
[ 白丸駅 ]
百聞は一見にしかず。写真を見てください。
こちら駅の全景です。
駅舎はどれ?と思う方。
この駅はまず駅舎という建物が存在しません。
奥の方に見える照明がついている部分。あそこに運賃表、無人駅特有の乗車証明書。などがあります。
と、この駅が東京都のどこにあるか言ってませんでした。
白丸駅は東京都西部西多摩郡奥多摩町というところにあります。路線でいうと 青梅線。
右下に東京都西部の大都会。八王子があります。
そっからニョロニョロ緑色の線が伸びているのが鉄道の路線です。そして白丸駅は赤く印をした所です。
この奥多摩地域は湖があり、多摩川の源になります。都内の水源ですね。そして、白丸駅は青梅線の終点。奥多摩駅の1つ手前に位置しています。奥多摩は小さな町といった感じなのですが。この白丸駅は近くに数軒、お家が建っているだけです。
奥多摩方はすぐトンネル。青梅方も、構内踏切を抜けると、すぐトンネルという地形です。
ホーム自体は6両編成が止まれるほどの長さがあります。
駅舎はありませんが、このような可愛い形の待合室があります。冬に行くと、中はあったかい。
駅名標です。
またこの古びた感じがまた良い。
私はこの駅に実際に降り立ちましたが、 あまり秘境駅と思えなかったです。トンネル挟まれた駅。隣は高い塀。条件的には秘境駅かもしれませんが、秘境駅とあまり思えなかった理由は他にありました。
そう。こんな新しい電車で降り立てば、秘境感が薄まります。笑
この山奥までこの電車で来れます。
この時点で秘境感が減っていましたね。笑
でも。
この風景が東京都と言われれば、ちょっと凄いなって思ったんです。
太陽が隠れるくらいデカイ高層ビル。夜になっても消えないビルの照明。真っ直ぐ歩けない駅構内。ちょっと歩けばすぐあるコンビニ。5分歩いただけなのにもう違う駅。蜘蛛の巣のように張り巡らされた地下鉄。
毎回東京訪れてもやっぱりイメージは上記な様なものなのです。
その同じ東京都でこの風景がある。
それに私は感動してました。
やっぱり
東京都のこと全く分かってなかったです。
皆様も、
ぜひ東京都一の秘境駅を訪れてみて下さい。
※ 中央線 新宿駅からおよそ2時間あまり。
秘境駅はやはり遠いイメージがありますが、気軽に秘境気分を味わえる場所です。
動画で白丸駅をご紹介していますので、
良かったらご覧ください^ - ^
最後までご覧いただきありがとうございます。