〈2階建て新幹線〉E4系の想い出。
とっても久しぶりのブログになりました。
全車2階建て新幹線のE4系新幹線について書きたくなってしまったので、残します。
こちらが現在のE4系の姿ですね。見上げるような大きい車体に長ーい鼻とラインがトキ色のピンクです。
前までは、黄色いラインが入っていました。私が小さい時は「黄色いペリカン」と呼んでいたのも懐かしい想い出です。
E4系が2020年に引退。
ついに「引退」という二文字が現れてしまいました。引退の理由として、おそらく〈車体の老朽化、運行コストが高い事、全車2階建ての為の不便さ〉が挙げられます。
E4系は1997年にデビューし、それまでの200系、E1系の置き換えと共に急増するお客さんに対応するため座席数を増やすために全車2階建て新幹線としてデビューしました。
今までの2階建て新幹線「E1系」の12両固定編成よりも扱いがしやすい8両編成とし、尚且つ併結により最大16両編成、またつばさ号との併結によりシームレスな運行が可能になる万能な新幹線としても機能しました。
座席
こちらが普通車です。
一階席と平屋席、4号車から6号車の二階は2+3の一般的な座席です。一階と二階では確か座席の模様が違うんですよね。
こちらがE4系の特徴である3+3の座席です。
新幹線の座席であるにも関わらずリクライニングが全くしないという挑戦的な座席でした。
しかしそれを分かっているためなのか、よくこの車両は空いている気がします。
これはグリーン車になります。
鮮やかすぎるグリーン車の模様。座席もとても広々していて、二階にも関わらず圧迫感が全くないのが特徴です。
ちなみに筆者(168センチ)が二階席で立つと目線に荷棚があります。笑
E4系の想い出。
さて、ここまではちょっとしたE4系の紹介でしたがここからはもうちょっとマニアックな話をします。
私は群馬県出身。群馬県には上越新幹線が通っています。E4系は当初は東北新幹線で主に運行されていましたがその後上越新幹線で運行開始しました。現在(2019年)では上越新幹線専用の車両となってしまいましたね。
私が小さい頃。上越新幹線の車両と言えば、E1系 E4系 200系 E2系 でした。
上越新幹線の運行本数としてはあの当時おそらくE4系が一番多かったと思います。
東京に遊びにいくときはよくE4系の二階席で景色を見ながらキャキャ騒いでいたのを思い出します。
その当時の上越新幹線は速達列車があさま号、とき号だったと思います。私は高崎駅からも新幹線を乗ることがありましたが、実際多かったのは埼玉県の北部、本庄早稲田駅だったと思います。
本庄早稲田駅は速達列車がほとんど止まらず、止まるのはほとんどたにがわ号でした。
そう考えてみると200系たにがわ号も乗りましたが、高確率でE4系でした。
何が言いたいかと申しますと。
たくさん乗った!!!
です。
それくらいあいつには思い出があります。
ドアが開くと一目散に二階席に行ったり、車内販売のお姉さんが大変そうにワゴンのエレベーターをいじってるのをぼーっと見たり、小さい売店にトッポを買い行ったり、リクライニングしない座席で爆睡したり、連結シーンをみんなで眺めたり、16両の圧巻の通過シーンを耳を塞ぎながら見てたり…
今私は成人になり社会的からは大人という扱いになりました。
東京の仕事帰り、東京駅に進入してくるE4系を見るとなんだかとても懐かしいことが蘇ってきます。
先日、グリーン車に乗りました。
広くてそこで飲むビールは美味しかったけど。
やっぱり自分には似合わないみたい。
なんでかな、体も大きくなったし
スーツも着ていて不自然じゃないはず。
そんなこと思いながら、
リクライニングしないあの座席で書いています。
ちょっと眠いから寝よ💤