上越新幹線 E4系Max 引退とE7系導入のお話。
E4系同士の連結は圧巻ですよね。
さてさて、
新幹線といえば何を思い浮かべるでしょうか。
答えははっきりしています。
まあるい目。まあるいお顔。
もうこの2つ以外あり得ないですね。
新幹線とはこの顔。これが新幹線。
つい最近まではね。
この車両たちはもう博物館でしか残っていないのです。走る姿を見ることは出来ません。
今、思い浮かべるものはE5系とかになってしまったでしょうか。
ブレブレ。
ですが、全車二階建て新幹線ってなると限られてくるのではないでしょうか。
以前のカラーリングの写真がなかったので、新色しかないのですが、こちらが日本が世界に誇る全車二階建て新幹線ですね。
E1系は昔は青っぽい色。E4系は黄色いカラーリングだったのですが、末期になるといつもトキ色になるんですよね。
さてさて、本題に行きましょう。
E4系Max 引退迫る。
未だに上越新幹線の主力、以前は東北新幹線でもつばさ号の併結相手として働きまくっていたE4系ですが、2020年度末までに全てのE4系を引退するという事です。
それはどういう事か、というと。
二階建て新幹線が全滅
ということです。
じゃあなんで、二階建てにしたのか。
その理由はただ一つ。
輸送人員を増やすため。
筆者の推測ですが、都内のダイヤがパンパンであり、列車を増やすことができない場合1編成あたりの輸送人員を増やせばいいのではないか。とそんなような感じで全車二階建て新幹線は生まれたのではないでしょうか。
E4系を2編成繋げた16両編成の場合。
輸送人員は1634人。
これは世界規模です。
ではなんで、引退するのでしょうか。
老朽化のためでしょうね。
それと、二階建てである限りデメリットも多く車内販売の方のワゴンの移動が大変であったり、空いているときは明らかに需要と供給があってないように思えます。
平屋の方がやっぱりバランスがいいのかもしれませんね。お世辞とも広いと言えない車内ですし、1階席は全く景色が見えません。快適性が求められる車内においてもコンセントがなかったりそうゆう面でもお古なのは決定です。
2階席の眺望は中々良いものだったのですが。引退はやはり避けられないもので悲しいですね。
そんなE4系ですが、E7系の上越新幹線への導入により引退するらしいです。E7系は現在北陸新幹線で使用されている新型新幹線ですね。
ついに、お下がり上越新幹線に新型車両が導入になるということで、筆者はテンションが上がっております。
新型車両が導入はとても嬉しいことで、E7系にはグランクラスがついており、新潟への旅が一層豪華になることは間違いがないわけであります。
E7系導入の問題点。
デメリットがあります。
上越新幹線で使用されるE7系は現在北陸新幹線で使われている車両とほぼ同一なものが新造され使用されるということです。
現在上越新幹線で使用されているE2系もE7系に置き換わるのは時間の問題なので、上越、北陸新幹線の区別が車両だけでは付かなくなってしまうということです。
東海道・山陽新幹線では似たような車両がたくさん走っていますが、行き先は大体同じで、停車駅が違うくらいですよね。ですが、上越、北陸新幹線では全く行き先が異なります。
「とき たにがわ かがやき はくたか あさま」
これら全てがE7系で運用されることになります。
乗る人が鉄道に詳しい方なら全くもって問題はないのですが、普段乗らない人は迷ってしまいます。
北陸新幹線金沢延伸に伴って最近愛称が増えたばっかりなのにもっとややこしくなりますね。
せめて上越用北陸用とで塗装でも分けてくれれば分かりやすくなりますね。届かない願いであります。
E4系引退もまだ時間があります。
しっかりとこの目に焼き付けたいですね。
それとE7系導入も楽しみではあるので、上越一番列車にでも乗りたい所であります。
長々と長文ご覧いただきありがとうございました。