東武鉄道 スカイツリーライナー乗車記
本日のお話は、
特急スカイツリーライナーに乗って参りましたので書き記したいと思います。
さぁある日の土曜日です。
浅草駅
通勤ライナーのように思うスカイツリーライナーですが、土休日にも運行がされております。
もう一つ、大宮行きと野田市行きで運行されるアーバンパークライナーは平日運行のため、こちらは通勤ライナーとしての運用だと思われます。
私が乗ったのは18時30分発
特急スカイツリーライナー春日部行き
使用車両は東武鉄道の久しぶりの新型特急列車
500系リバティです。
春日部駅にて。
この特急列車の見どころと言えば、シームレスな運行ができるという所ですね。
1編成が3両。それを2つ繋げて6両として主に運用されます。シームレスな運行というものは、違う行き先のお客様を同時に運ぶような事で、前の3両を東武日光行き。後ろの3両を会津田島行き。という風に運行できるようになった訳です。
特急列車的にはリバティの登場により他のスペーシアなどの特急列車を置き換えた訳ではなく昔運行されていた乗車券のみで乗れる快速列車の代わりとしてリバティはデビューしました。
以前走っていた快速列車
そのため、特急列車の運行本数が増えた訳です。それで登場したのがスカイツリーライナーです。この浅草18時30分発のスカイツリーライナーは東武日光から来たリバティけごん、併結されたリバティ会津の折り返し列車として設定され、車両基地に回送を兼ねて営業列車として運行されていると思われます。
注目の座席ですが。
スペーシアの豪華設備には届きませんが、シートピッチは1000㎜と余裕のサイズです。足元に機器等が無いので足を伸ばすことができ、ゆったりと寛ぐことが出来ます。ですが、座席の心地としてはスペーシアのようなフカフカでは無く、若干固めのようで長時間座るのは少し辛いかもしれません。
便利な点といえば、テーブルが大型背面とアーム部分にあり、また全席コンセントとWi-Fi完備という快適装備は流石新型特急という所ですかね。
さぁここまでは簡単な説明として。
ここからは実際に乗った感想です。
これは私が乗った2号車の写真なのですが、浅草発車時、私しかいない貸切でした。
土曜日ということもあってサラリーマンなどの通勤客は全く居なくて、沿線の方がわざわざ春日部まで優等列車は使うことは無いような気もします。
平日はおそらく通勤客がいると思われます。
こちらは北千住駅です。北千住からは僅かながらもお客さんが乗ってきたように感じます。
さぁ北千住からは東武鉄道が誇る複々線区間であります。流石の複々線では特急らしい走りを見せてくれます。
この駅はこの特急ならではの停車駅、せんげん台駅です。この駅からは乗車券のみで利用することが出来、この列車は次の春日部駅までですが、アーバンパークライナーは大宮、野田市まで乗車券のみで利用できるのでかなりの利用価値が高いですね。
ここからは乗り鉄の理想の形を話します。
この列車は先程も言った通り、車両基地までの回送を兼ねています。北春日部の車両基地に回送されるはずなので、春日部が終点なのはダイヤ上仕方ないことなのです。
ですが、この列車が通勤ライナーとしての役目を果たすのであれば、春日部終点では全くその役目を果たしていないと思います。
この列車に一番お客さんが乗っている区間はおそらく北千住〜せんげん台〜春日部間です。この区間は急行列車でも約30分ほどの時間でつくようです。なので利用している人たちにとってこの車両は速いから乗る、ではなく、座りたいから乗るということになります。だって混雑している通勤列車に乗りたく無いですよね。小銭を少し出せば快適な特急列車に座れ楽に帰宅出来るから皆さんお金を出すはずです。
春日部以北に住んでる通勤客の方はどうするの?
このスカイツリーライナーに乗って帰る場合、春日部が終点なので降ろされます。春日部で降りる通勤客の方ならいいですが、春日部の以北、久喜、南栗橋、杉戸、幸手、南栗橋 にお住まいの方々は草加や越谷で抜かして来た急行の通勤電車に乗らなくてはならないのです。
せっかくゆったりした座席に乗って来たのに、また混雑している通勤電車に乗る。
それじゃスカイツリーライナーに投資することは勿体ないことになってしまいます。
久喜駅は特急りょうもう号が全列車停車になり通勤客の方々が多く利用することが出来、とても便利になったのですが、
日光線特急は住宅地の多い杉戸高野台、幸手、南栗橋には止まりませんので特急は利用しづらいと思います。
そこでです。スカイツリーライナーを南栗橋止まりの通勤ライナーにすることができるのであれば、これは通勤のお客さんにとっても東武鉄道にとっても良いことではないでしょうか。
ただの乗り鉄が理想として述べただけでありますので、大目に見て頂ければありがたいです。
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