E235系 横須賀線 総武快速線 導入についての考察。
記念すべき1回目のお話としては、E235系についてです。
E235系山手線
今山手線で増備が進められているE235系ですがこの形式が横須賀線 総武快速線に導入されることがJR東日本の発表で分かりました。
さて、新造される横須賀線仕様のE235系ですが、塗装の変更としてお馴染みの横須賀色になっています。
この横須賀色ですが半世紀前からこの色が使われていたらしく、もっともこの路線の色として定着していることが分かります。
こちらが現在横須賀 総武快速線で主力として使われているE217系電車です。
E217系電車は一番新しい車両でも来年製造から20年を迎えます。老朽化のため、今回E235系電車が導入されるのですね。
さてここからは新しいE235系についてお話します。
じゃあ今までのE217系と何が違うの?
JRさんからの発表でとてもわかりやすい仕様比較表がありました。
装置については知識皆無なので、割愛します。
編成構成については今まで通り、基本が11両。付属として4両、合計15両と。何も変わらないですね。
変更点
- 情報提供装置の増加
デジタルサイネージ化ということで荷棚のところにも液晶ディスプレイが設置されると。これは山手線のE235系でご存知の方を多いと思います。
- セミクロスシートの廃止
これは明らかな変更点ですね。
2人がけのシートが合い向かいになっているシートですね。グループ旅行だったり、友達とおしゃべりする場合などはこの座席はとても良いですよね。
しかしこのクロスシート。
座ったことのある人なら一度は思ったはず。
狭い。
そう、狭いんですよこのシート。
このシートの定員はもちろん4人です。それで4人フル乗車の場合、合い向かいに座っている人の膝が自分の膝に当たります。足を延ばすことなんて到底出来ないのです。
グループ利用の場合だったら良いかもしれません。別に知り合いの人の膝が当たってもどうも思わないでしょう。
新造されるE235系でクロスシートが廃止されるのは合い向かいの人の膝が当たるからではありません。笑
恐らくこれ一択だと思われます。
[混雑率の緩和]
ですね。
この車両が運用されるのは幅広く、先程お伝えした横須賀線 総武快速線、の他に総武本線、外房、内房、成田、鹿島、と運用がとても広いことが分かります。ですが、このような地方路線区間だけではなく、東京。横浜。の様な大都市圏にこの車両は乗り入れることになります。特に横須賀線で混雑率が激しい駅といえば、
武蔵小杉駅だと思われます。
ひと昔前まで真っさらだった土地に現在では高層マンション高層ビルが立ち並ぶ一大都市にまで成長しています。これは武蔵小杉だけに限ったことでは無いと思いますが、混雑率が激しい区間を走行することにはこれからも変わらないと思います。
なので、定員数が下がる原因のクロスシートを廃止したのでは無いでしょうか。
クロスシートの代わりにこの編成には二階建てグリーン車が今まで通りあるので、JRさん的にはグリーン車に人を呼ぶ策略なのかもしれませんね笑。
話が脱線致しました。変更点に戻ります。
- グリーン車の快適性の向上
快適性の向上といっても乗り心地のようなものは全く変わらないと思います。
じゃあ何が、快適になったのか。それは、
コンセント全席。Wi-Fi完備。
これですね。
最近は特急列車などにコンセントが完備されてきましたがついに、通勤列車にもコンセントが設置されます。
もうきっと利用者にとっては必要最低限の装置なのかもしませんね。これは大きい変更です。
あと非常走行用電源装置とやらが設置されたらしく、緊急時、停電などがあっても近くの駅まで自力走行が可能になるみたいですね。ニュースでよく見る近くの駅まで線路を歩く様な事が無くなるのですね。
私は線路の保守作業を仕事としていますが、線路内は本当に歩きにくいです。枕木がある程度の間隔で入っているのですが、これが歩幅と合わないのでとても歩きにくいです。
これは私たちにとっても良い変更点ですね。
また脱線。
今回のE235系横須賀仕様ですが、側面の塗装がイマイチとか、顔の塗装がイマイチとか、色々な意見が飛び回っていますが、私的にとてもカッコいいと思います。
2020年に落成と書かれていますので、あと2年後が待ち遠しいですね。
初列車乗りたいなぁ。ぜひグリーン車で。笑
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